劇的に変わる?毛穴の奥の汚れまでスッキリ落とす、クレンジングオイルの効果を上げる『乳化』とは!!

『クレンジングオイル』

手軽にメイクを落とすことができ、忙しい方たちにはピッタリのアイテムですよね✨

しかし、一方で毛穴の奥まで汚れが落ちているのかわからない、洗い流し後がスッキリしない…

なんて感じている方も多いのではないですか?

それは、クレンジングオイルを正しく使いこなせていないのが原因かもしれません!

そして、そのクレンジングオイルの良しあしを決めるのは『乳化』なんです!

乳化とは何か?

「乳化」とは、本来混じり合わない水と油を、混ぜ合わせることを言います。

油は水を弾きますよね?水と油は本来簡単には混じり合わないので、

クレンジング剤をなじませた肌を、いきなり水で洗い流しても弾いてしまって、完全に落としきることができないんです。

その肌に残ったクレンジングが、ニキビや毛穴の詰まりの原因になってしまうかもしれません。

そこで重要なのが「乳化」です!

乳化することによって、クレンジング剤をしっかり洗い流すことができます。

クレンジングオイルの正しい乳化の方法

  1. 乾いた手にクレンジングオイルを適量とり、まず皮脂量が多いTゾーンから、ゴシゴシと擦らないように顔全体に40秒~1分程度でクルクル円を描きながら優しくなじませます。
  2. オイルが顔全体になじんだら、手についているオイルに水を数滴たらし、手の平で乳化させます。顔全体につけて、指の腹でクルクルとメイクを浮かせながら乳化させていきます。
  3. 顔全体が白っぽく濁った状態になり、オイルのもったりとした質感から、指先がフッと軽くなるような感触に変わったら乳化が完了したサイン
  4. 少し冷たいと感じる程度のぬるま湯(32℃前後)で洗い流す
    (温度が高すぎると肌に必要な油分を取ってしまい乾燥の原因にも)

乳化のポイント!

クレンジングオイルの乳化のポイントは、「クレンジングオイルをメイクに馴染ませてから、数滴の水を加える」ということです。

クレンジングオイルを手にとった時点で水を含ませ乳化をしてしまうと、クレンジングオイルの油分が水分に包まれてしまう為、油性分のメイクが浮き上がらず顔に残ったままになってしまいます。

また、クレンジングオイルの中には「濡れた手や顔でも使える」商品もありますが、乳化の効果を最大限に発揮するためにも手や顔をタオルで軽く水気を抑えてからの使用がオススメです。

乳化するメリットとは?

・肌トラブルや毛穴汚れを予防

あらかじめクレンジングオイルと水を乳化の作業でなじませ洗い流しやすくしておくことにより、クレンジングオイルの「すすぎ残し」が原因で引き起こされる肌荒れや毛穴汚れといった肌トラブルを防ぐことができます。

また、余分な皮脂やメイク汚れが毛穴に詰まると、毛穴は大きく開き目立ちやすくなりますが、クレンジングのすすぎで乳化を取り入れることにより、毛穴の皮脂・汚れの詰まりを防ぎ、目立つ毛穴を改善できます。

・肌のターンオーバーを改善

私たちの肌は夜寝ている間に新しい細胞をつくり、古い角質を押し上げアカとして肌表面から排出しています。

この肌の生まれ変わりの仕組みを『ターンオーバー』と呼びますが、この働きが正常に行われることでトラブルのない健康な肌を保つことができます。

しかし、毛穴に余分な皮脂やメイク汚れが詰まっているとターンオーバーが正常に行われなくなり、老化やトラブルに繋がります。

乳化により毛穴をケアすることは、肌を生まれ変わりやすくするためにも大切なことなのです。

・メイクだけはでなく水性の汚れも落ちやすくしてくれる

クレンジングオイルは乳化することにより【油性→水性】に変わります。

お肌の汚れには、油性【皮脂・メイク】と水性【ホコリ・アカ・汗】の2種類あり、油性・水性のどちらの汚れにも対応できるということが重要になります。

油性成分しか含まないクレンジングオイルでは、汗などの水溶性の汚れは落としにくいものではありますが、乳化で水分を少量なじませることにより、水溶性の汚れにも働きかけることができます。

W洗顔が不要なクレンジングオイルは、この乳化の「油性と水溶性の汚れも落とす」働きを利用しているため、クレンジングと洗顔を同時にできるのです。

・摩擦によるお肌への負担が減る

乳化しないでいきなりクレンジングオイルを水ですすぐと、オイルが水を弾きやすくなります。また、メイクをしっかり落とそうとしてゴシゴシ擦ってしまいがちですが、乳化することにより、オイルと水がなじみやすくなり肌を擦る回数も減るので、肌への負担を減らすことができます。

また、メイクの洗い残しが少なくなるので、すすぎ洗いがとっても楽になり、すすぎ過ぎの負担も減らせるということが期待できます。

・ケア化粧品の浸透をよくする

毛穴が詰まっていれば、化粧水や美容液などの化粧品の効果も弱くなってしまいます。

乳化することでそれらの浸透がさらに良くなり、保湿力がアップします。

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乳化あり!と乳化無し!の比較

①すすぎの回数

クレンジングのすすぎ回数として、乳化なしの場合が22回、乳化ありの場合は15回と、乳化ありの場合の方がすすぎにかかる回数が少ないということがわかりました。

乳化をせずそのまますすぎをすると、すすぎの段階で初めて乳化が起こる為、肌の上のオイルとすすぎの水が反発し、すすぎにくいということがあります。

乳化した状態ですすぎをすると、すでにオイルの成分が少量の水分と混じり合っている状態なので、数回すすいだだけで白く膜を張った感じはなくなり、オイル独特のヌルヌルとした感触もなく、少ないすすぎ回数ですっきりと洗い流すことができます。

②お肌への負担

乳化した肌は、すすぎの回数が少ないだけでなく、乳化なしのすすぎの際に感じる、オイル独特のヌルヌル感を気にして肌を擦りすぎることがないので、肌にかかる負担も少なくなります。

乳化なしの場合は、すすぎの際に肌を擦りやすいことから、肌が赤く炎症を起こしやすい状態になることがあり、乳化ありの場合は、すすぎの回数や肌を擦る回数が少ないので、乳化なしの状態よりも肌の赤みも減らすことが期待できます。

③お肌の潤いやハリ

乳化せずにゴシゴシと擦りながらすすぎをしてしまった肌は、赤みがでているだけでなく、水分値が低くなり、乾燥状態になってしまいます。

また、乾燥を引き起こしているだけでなく、肌の弾力値も低くなり、たるみやハリの低下の原因にもなるので、乳化なしのオイルクレンジングはリスクが高いといえるのです。

一方、乳化をすることは、過剰に皮脂を取り除かないので乾燥を招きにくく、うるおいを保ちながらクレンジングするために必要な作業なのです。

まとめ

クレンジングするとき『乳化』という行程を一つ取り入れるだけで、より効果的にメイク落としをすることができるだけでなく、肌荒れや摩擦による乾燥を防いで、日々肌を大切にケアすることができます。

また、1日の終わりにしっかりメイクを落とすことで、翌日の化粧のりも変わってきます!

今までなんとなくクレンジングオイルを使っていた方は、今日から『乳化』を取り入れてみましょう!!

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